シナリオ練習4
いつも見てくれる方ありがとうございます。
どうやったら面白くなるかそして読みやすくなるか考えていました。
はじめての人は
ここから読んでいただければうれしいです。
シナリオ練習4
王子、味わったのもつかの間、すぐにむせて吐き出す。
王子「な、なんだこれ。すごく、、すっぱい」
馬、前足で王子を指さし、腹を抱えて
笑う。
王子、、食べかけの青い実を投げ捨て、立ち上がり
王子「さ、今日はもう仕方がないから、火と寝るとこを探さないとね。」
商人(N)「そして夜になる」
◯同・森(夜)
暗闇の中に浮かぶ、王子と馬の目
王子「そろそろ青い実のところに戻ろう。」
馬「ひひん」
戻っていると青い実のなる木が青く輝いているのが見えた王子。
王子「ん?」
王子、 駆け足で戻る。馬も慌ててついて行く。
◯同・青い実のなる木
月に照らされ青く輝く木。
王子、魅せられたように木に近づき撫でる。
突然目を瞑るほどの閃光が放たれる。
王子、目を開くと、青い目が覗きこんでいるので飛び上がる。
青い木が消えた代わりに森に合わないドレスを着た女の子(18)がたっていた。
女の子「あなたたちは迷ってしまったの?」
王子と馬、びっくりしていて声が出せない。そんな姿を笑う女の子。
女の子「うふふ。そこまで驚くことはないわ。私は青い実の木よ。リンゴっていうの」
王子「君があの木だったの?!うそほんと?!信じられないな。」
リンゴ「(笑って)疑っているのでしょう?」
リンゴ、何も持ってない手をくるりと回すと手から青い実がでてくる。それを王子に渡そうとする。両手をあげて拒む王子
王子「あ、あの木ってことはわかったよ!そしてその実は食べられない。なぜならさっき、そこでこいつと一緒に草食べたんだ。もうお腹ぱんぱんだよ。」
馬に腕を回し笑う王子。馬、慌てて頷く。
リンゴ「分かっているわ。これすごく酸っぱかったでしょう。」
リンゴ、青い実をかじって食べる。
リンゴ「うーん!酸っぱい!」
リンゴ、強く握った青い実を投げ捨てる。
王子「お腹がすいたから僕に一個くれないか?」
リンゴ「(目を見つめて)え?本当に言ってるの?」
王子「もちろん!さあ」
王子の差し出した手に青い実を一つ乗せるリンゴ。
リンゴ「あなたって本当に―」
王子、勢いに任せて食べるが酸っぱくてむせるが、また食べつつける。りんご、上品に大笑い。
リンゴ「変わっているのね」
食べてたのに突然、無表情になる王子。
リンゴ「ど、どうしたの?」
王子「甘い。。。」
リンゴ「お世辞おせわさ―。」
王子「本当さ!少し甘くなったんだ!ほら食べてみて。」
リンゴ「何言って―」
王子「ほら!」
リンゴ、青い実を差し出す王子に戸惑いながらも受け取る。
王子、わくわくして食べるのを待っている。リンゴ、青い実を食べる。
リンゴ「、、、ほんとだ少し甘くなってるわ!」
王子、悩んだのもつかの間、閃く。
王子「リンゴちゃん。この森を案内してほしい」
リンゴ「いいけれど、、、」
王子、手を差し出し
王子「さあ!」
リンゴ「(照れて)あなたって女性を口説くときいつもその言葉をお使いになるの?」
リンゴ、見えないように後ろで手を拭いてから、王子の手を握る。
~次回最終回~
これはシナリオ5で終わらせようと思います。
もっとシナリオを書く量を増やしていきたいです。
そして自分の脚本の添削とリライトもここにのせようと思います。
それでは最終回待っていてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!