99%ロマンチック

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映画脚本家になるべく短編シナリオで修行中

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簡単な脚本の書き方

「君の書くものは脚本じゃない。誰が読んでも下手くそなのは自明の理だろ。脚本じゃなく小説を書けば?」

ちょっと前にフォロワーが下した、俺の脚本への評価だ。

 

それからというものの、書くたびにその言葉が頭の中でぐるぐる回る

いつしか書くのをやめてしまった。

悔しい。けどこれも読者の意見。

ちゃんと受け止めよう

 

 

じゃあ、このまま書かないまま諦めるのか?まさか!書き続けるしかない!

と、いうことで正しい脚本を書くために、もう一度脚本の書き方を見直すことにした。

興味があるなら読んで欲しい。

 

そもそも脚本とはっていうところからいこう。

脚本、、、演劇、ドラマ、映画とかのセリフや動作が書かれた本のこと。簡単にいえばね!

 

小説とは違って、一般の人が脚本を読むことはほとんどないだろう。

だいたいは劇や映像を制作する人たちが読むものだ。

だからいくつかルールがあるんだよ。

 

脚本がどんな書き方をするか気になってきたはず。、、、だよね?

 

脚本にはルールがある。

俺は完全な独学だけど、シナリオセンターっていう脚本の勉強ができる場所がある。今回はそこが出した動画に基づいてまとめていく。

この動画は脚本の書き方を極めてシンプルにまとめてあるもので、これを観るだけで脚本がかけちゃうのだ。


シナリオ・脚本の原稿用紙への書き方|スッキリ解決!

 

あれ?これ載せたら説明することなくなっちゃうな。

 

実際、気を付けることは、星の数ほどある。

『映画脚本100のダメ出し』って本があるくらいだもん。

 

 

映画脚本100のダメ出し ―傑作を生むハリウッド文章術

映画脚本100のダメ出し ―傑作を生むハリウッド文章術

 

 

でもだからといってルール気にしすぎて、書くことを躊躇するのもどうかと思う。

もし書きたいと思ってるシーンがあるなら、ルールはあまり気にせず、思い切って書いてみるのもいいんじゃないか?と俺は思う。

俺は超初心者だけどね。

 

「柱」「ト書き」「セリフ」がわかれば脚本は書ける。

今日はそれぞれ簡単に気を付けたいことをまとめる。

 

 柱には〇(まる)と場所、時間帯を書く。

 

例にすると、こうだ!

〇シナモン公園・ブランコ(夜)

こんな感じ!

 

〇の部分には後からシーンナンバーが割り当てられる。

1シナモン公園・ブランコ(夜)

といった具合に。

 

シーンナンバーは執筆時点では決められない。だから代わりとして〇をかくんだ。

 

次のシーンを書く時、場面が移動しても、そこが同じ場所なら

(同)と省略できる。

 

分かりにくいから例をあげると

 〇シナモン公園・ブランコ(夜)

 

次のシーン

〇同・アスレチック

 

のように。同じ時間帯なら、時間帯も省略ができる。

 

ト書き

 ト書きは情景、人物の行動、しぐさ、登場人物の表情などを書く。

情景が初めに書かれる場合が多い。

 

書くときはまず、3マスあける。

 

人物が行動するときは

人物名、行動。

竹田、自爆

ってな感じで書くと読みやすい

 

〇シナモン公園・ブランコ(夜)

   電灯に照らされたブランコ。

   会社帰りの山本太郎(30)が鞄を抱き、ブランコに力なく座っている。

   太郎、ため息をつきうなだれる。

 

山本太郎が弱々しくブランコに座って何かに思い悩んでいる姿が想像できるだろか?

脚本の書き方は、人によって少し違う。

読者が想像しやすいかどうかを心がけよう

俺のト書き大丈夫かな、、、(笑)

 

セリフ

まず、登場人物の名前をかいてから、セリフ。

セリフはカギかっこでくくる

 

次の行に続くときは一マスあける。

 

太郎「もう何もかもやめたい。会社も、家庭も、

 山本太郎も」

 

こんな感じだ!

例を全部組み合わせると

 

〇シナモン公園・ブランコ(夜)

   電灯に照らされたブランコ。

   会社帰りの山本太郎(30)が鞄を抱き、ブランコに力なく座っている。

   太郎、ため息をつきうなだれる。

太郎「もうやめたい、、、」

   太郎、鞄を強く抱く。

 

こんな感じ。脚本になったね。万歳

 

最後に、脚本内で初めて登場する人物にはフルネームと年齢を書く。

例のようにフルネームは最初だけでいい。

 

簡単にまとめるとこんな感じだ。

まだまだ気を付けないといけないことは、沢山ある。

けど、とりあえずは気を付けていたほうがいいことをまとめてみた。

次はもっと掘り下げた内容を書いていこうと思う。

 

ここまで読んでくれてありがとう。