99%ロマンチック

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映画脚本家になるべく短編シナリオで修行中

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シナリオ練習4 お題「プロポーズ」「トレードマーク」「パクる」

シナリオ練習4

はじめに

ちょう遅くなりました!

ある理由があって、かなりのスランプになった

何書いてもだめだーってな状態(笑)

書いても書いても下手だと思ってしまって、全然作業が進まなくて毎日こんな顔( ゚д゚)。

今回みんなに読んでもらうのも気にしすぎて変になってると思う。

 

もう書くのやめようかとも考えたけど、なんとか書いて載せることにした。

失敗にビビりすぎてたわ

 

じゃあ載せます!

はじめて読まれる方

 

reona-kinoko.hatenablog.com

 前回

 

reona-kinoko.hatenablog.com

 

 

タイトル「未定」 

 

登場人物

 レオール、、、ポリンキャットの恋人

 

エミリ、、、グレートプロポーズ社・案内役

社長、、、グレートプロポーズ社・社長

 ギル、、、グレートプロポーズ社・電話係

 

 

〇同・社長室前

   今までのオフィス用の扉とは違い豪華で、両開きの扉。

   レオール、扉の前に立ち、圧倒される。

   エミリ、扉のドアノブに手をかける。

   レオール、緊張して胸に手をあてて小声で挨拶の練習をする

レオール「(低い声で)初めまして。昨日、、、」

   レオール、首を振り。明るい声で

レオール「初めまして!先日お電話した。いや、、先日おでんわさせていただ。いただいた、、、」

   エミリ、見かねて微笑み

エミリ「さあ!開けますよ!」

   エミリ、扉を開ける。

レオール「あ、ちょっ」

   エミリ、レオールの背中を押して社長室へ入れ、後ろから声をかける。

エミリ「私の案内はここまでです。レオール様の成功をお祈りいたします」

 

 

〇同・社長室

           社長室は薄暗く暗く、アンティーク調の飾りや家具などが置かれている。

   レオール、エミリに突き飛ばされ躓きそうになるが持ちこたえる。

   エミリ、後ろからレオールに声をかける。

           レオール、慌てて振り返り、エミリにお辞儀。  

レオール「案内ありがとうございました」

   エミリ、微笑む。

   突然、社長室の扉が勢いよく閉まる。

          ギル、ドアに手をかけてレオールを笑顔で見つめ、営業トークで話す。

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ギル「ようこそ!わがグレートプロポーズ社へ! 」

レオール「先日、お電話はじめまして、、、」

   ギル、レオールの背中を押し、部屋の中に連れていく

ギル「なーに言ってるんですか!そんな長ったらしい話は抜き!  ささ!  部屋の中にお入りください!さささささささ!  」

 

   部屋の中央には質素な丸椅子が置かれている。

           薄明るい室内灯はスポットライトのように丸椅子を照らす。

           ギル、レオールを丸椅子に座らせ消える。

           レオール、不安げに周囲を見渡すが、暗くてよく見えない。

   レオールの目の前には社長用の豪華な机が置いてある。社長は奥の椅子に座っている。かなり大きなシルエットだけでよく見えない。

            レオール、机におかれたランプに目を凝らすと、社長の牙が浮かび驚く。

レオール「ひい!」

   社長、レオールの怖がる様をみて、ニヤリと牙を見せ笑うと、立ち上がりレオールの元へ近寄る。室内は薄暗く社長の姿はよく見えないが、シルエットはかなりでかい。

            レオール、怯えながら

レオール「は、は、はじめまして、先日はど、どうも、、ご無沙汰してます、、えーよろしくおねがいします」

   社長、低い声でレオールの話に割り込むように

社長「君がレオール君だね」

   レオール、背筋を伸ばし、声裏返す

レオール「はい」

社長「私が―」

   レオールより大きな社長がレオールの前に現れる。

社長「ここの社長だ。歓迎するよ。私と一緒に最高のプロポーズにしようじゃないか」

   社長、鋭い爪。その手で握手を求める。

   レオール、ひきつった笑い

レオール「こ、コーヒーお淹れしましょうか?」

   社長、レオールの手を取り強引に握手

   社長、レオールの後ろに回り

社長「話は早い方がいいな。通帳は持ってきたかね?それとカードがあると、なおいいな」

   社長、後ろでにやつき、レオールの肩に両手をおく。

   レオール、胸ポケットから通帳を取り出すが手を止める

レオール「ええ。でもこれ何に使うんです?」

   社長、声を出して笑う、

社長「なあに、プロポーズにかかる費用を計算して、支払いも済ませておいてやるのだよ。」

レオール「でも、、、予算は大体は決まっておりまして―」

   社長、すぐに残念そうな顔で頭を抱え、レオールの前をウロウロ。

社長「レオール君!最高のプロポーズをしたいんじゃなかったのかね?君は私と同じ気持ちだと思っていたよ。私は友として―」

   社長、レオールに迫る。レオール、椅子から落ちる。

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   社長、優しい顔をして

社長「君に最高のプロポーズをしてほしいんだ。全部私に任せておきなさい」

   社長、手を差し出しレオールを起こす

レオール「社長、、、」

           ギル、ドアの前でクスクスと笑う。

   レオール、社長に感動し、にっこり笑う。

社長「最高のプロポーズには、予算なんて気にしてはいけない。もし君が、(握りこぶしをつくり)その手に!成功を収めたいならなら!私もとことんサービスしてみせよう」

レオール「本当ですか?!では、、、」

   レオール、胸ポケットから通帳、カードを取り出し、社長に渡す。

   社長、すぐさま奪い取るように受け取り笑う。

社長「ああ、レオール君。実に賢い選択だ」

   社長、通帳を眺め、ぶつぶつ呟く

社長「ほう。よく貯めたな。この金なら今日のあれにものれる」

レオール「本当はもっとあったんですけど―」

   社長、手が止まり、レオールを睨む。

   レオール、少し怯え

社長「何に使ったのだ?」

レオール「ほ、他のとこにも相談に行って。そ、その時にお金が少し、、、」

   社長、レオールに迫る

社長「なぜ、、、、最初からここにこなかったんだね?」

   レオール、ごくりと生唾をのみこむ

社長「まあ、よい。」

   社長、葉巻を口にくわえ火をつける。

社長「この予算なら、今日の船に乗船できるだろう。プロポーズは早い方がいい」

レオール「今日ですか?!でも準備ができてない―」

社長「心配はいらない。君は乗組員に自分の名前を言うだけでよい。指輪は用意しておく。もちろん、最高級のだ」

   社長、煙草を一気に吸い込み

社長「では、今日の6時ごろシナモン港のパーフェクトサンデー号に乗船しろ。あとはまかせておけ」

   レオール、喜び

レオール「ありがとう!本当にありがとう!友として」

   レオール、社長の手を持ち、手の甲にキスしようとする。

   社長、レオールの手を振りほどく

社長「何をやっている!気持ち悪い!やめろ」

社長「よし。話は以上だ。かえってすぐ、支度してくれ」

レオール「わかりました!今日の夕方シナモン港ですね!」

社長「そうだ!」

   社長、改めてレオールに握手を求める

社長「成功させよう!」

レオール「最高のプロポーズを!」

           レオール、上機嫌で出ていく

           ギル、なにも言わずドアをあけ、レオールを部屋の外にだす。

   社長、レオールを見届けた後、葉巻に火をつけ

社長「まったく。バカなやつだ」

   社長、レオールが何か落としているのに気づく。

   裏返しの写真。

   社長、拾い、表にかえす

社長「この仕事は、ギル。おまえが―」

   写真にはポリンの顔。

   社長、ポリンにみとれる。

社長「いや、おれが直々にいこう。お前もこい」

ギル「はい?社長が?めずらしい!」

          ギル、社長の元へ不思議そうに近づき、写真を覗く

ギル「うわ!いい女」

   社長とギル、笑いあう。

   部屋の電気がつくと、壁におおきな沈没した船の絵。

 

最後に

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます!

今回の怪しい部分は、セリフかなあ。ちょっと子供っぽかったかも

あと、失敗を恐れすぎました。今回、人の意見にビビって書いた作品なのに、いつもより面白くない感じがした。自分らしさが出てなかったな。

 

よし!次はもっと頑張るぞ!

明日は少し脚本の書き方などをおさらいしていこうと思います!