シナリオ練習3 お題「プロポーズ」「トレードマーク」「パクる」
シナリオ練習3
ふう。書きました!
どこかの偉人が言いました。『映画は感情のジェットコースターだ』と。
今回、僕はその言葉を意識して書いてみました。
もし、うまく乗り切れない場合でも、最終的に
『ああ、キノコ君。君なりに頑張ってるんだな。頑張れ!キノコ君』
みたいな、わが子を見守る気持ちのジェットコースターに乗っていてください。
それでは今日もよろしくお願いします!
はじめてこの話を読まれる方
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タイトル名「未定」
登場人物
レオール、、、ポリンの恋人。ポリンにプロポーズをしたい。
ポリン、、、レオールの恋人。レオールと話したい。
エミリ、、、グレートプロポーズ社・案内係
MR.クランプ、、、グレートプロポーズ社・清掃員
〇グレートプロポーズ社・1階
レオール、息を切らして社内に入る。
レオール「はあ、はあ、なんだここは! 」
一階は下着屋になっており、女性たちは楽し気に下着を選んでいる。
レオール、困惑した表情で辺りを見回しながら奥へ入っていくと、ホットなスーツ姿の女性スタッフから声をかけられる。
エミリ「いらっしゃいませ。失礼ですが、お客様。お連れ様はいらっしゃいますか? 」
レオール「(笑ってはぐらかす)彼女とちょっとはぐれちゃって、、、あはは」
エミリ、冷めた表情でレオールを見る。
レオール、落ち込み
レオール「すいません。一人です」
エミリ「お名前を伺ってもよろしいでしょうか? 」
レオール「レオールです。本名はー 」
エミリ、これ以上言うなと手をレオールの前にだして、息を吸い込み一気に早口で
エミリ「社長から伺っております。申し遅れました。わたくし、案内係のエミリと申します」
エミリ、レオールに向かって一礼
エミリ「お昼から社長とお約束されていますレオール・キャット様ですね。ご案内します。」
レオール「は、はい、、、 」
レオール、エミリの後をついていく。
〇同・入り口前
さっきの会話をドア越しに見ているポリン。静かにつぶやく
ポリン「誰なの、あの子」
レオール、エミリに笑いかけている。
ポリン、目を細める。
レオール、先に行くエミリについていく。
ポリン、中へ入り、こっそり後をつける。
レオール、目の端でポリンをとらえる。
〇同・エレベータ―前
レオールとエミリ、隣同士でエレベーターを待つ。会話もなく気まずい雰囲気が続く。
レオール、変にそわそわしている。
レオール「(ちらりとエミリをみる)、、、、」
エミリ「(エレベーターを見つめたまま)何かご質問ですか? 」
レオール「あ、えーと、あの、、エ、エレベーター来るの遅いですね、、 」
エミリ、レオールの方に冷たい視線を送る。
エミリ「、、、お手洗いですか?お手洗いなら先ほど通った場所にあります」
×××
ポリン、トイレ前をどんどん通り過ぎていく。
×××
(戻って)
曲がり角の奥の方からコツコツと足音が聞こえてくる。
レオール、出来る限り小声で強く
レオール「違うよ! か、彼女が来てるんだ !プロポーズする相手が! 」
エミリ、冷静に
エミリ「せかされてもエレベーターの速度をあげることは出来ません」
レオール「絶対にバレたくない! いやだ」
レオール、後ろに警戒しながらエレベーターのボタンを連打
エミリ「自分のうかつさが招いたことです」
レオール、少し怒るように
レオール「ずっと思ってたんだけど、き、君のそのしゃべり方!どうにかならないの?! 」
エミリ「これからきをつけます」
足音が大きくなる。レオールとエミリ、足音の方を見る。
レオール、さらに連打し、目をつぶる。
足音の正体はモップで床を磨くMr.クランプ。視線を感じてレオールたちの方を向く。
Mr.クランプ「これはこれは、エミリさん」
Mr.クランプ、手を止めてエミリに挨拶
エミリ「お疲れ様です」
Mr.クランプ「エミリさんもなー」
Mr.クランプ、掃除を再開する。
エミリ「お相手の方ではありませんでしたね」
レオール、ボタンの手を止め、ほっと息をつく。
エミリ、それを見てくすって笑う
レオール、それにつられて笑う。
レオール「(笑う)ほんと恥ずかしいなあ。ボタンなんて連打しちゃって」
エミリ「私にもやつあたりして」
二人で笑い合っていると、エレベーターが来て開く。
レオール、ちょっと照れながら、
レオール「あ、あの、、、安心したらトイレに行きたくなりました、、、 」
エミリ「ふふふ、おトイレは先ほど通ったとこにありますよ。待ってますので先に行ってきちゃってください」
レオール「では、お言葉に甘えて」
レオール、トイレに向かう。
曲がり角の奥の方から誰かがクランプに大声で尋ねるのが聞こえてくる。
声を聞いたレオールとエミリ、凍り付く。
ポリン「あのーすいません!ちょっと前にスーツを着た男の人と女の人、通りませんでしたか?男の人の方はピカピカのスーツを着ています」
レオールとエミリ、Mr.クランプにジェスチャーを送るが、理解されず首を傾げらる
Mr.クランプ「ああ、エミリさんだね。すぐそこにおるよ。ここの角を曲がった先。おーい、エミリさん!エレベーターをあけといてくれー 」
エミリ、エレベーターのボタンを連打して、すぐさま中へ入り、レオールを必死で手招きする。
ポリン「レオーール!いるのー? 」
レオール、急いで尿意を我慢しながらエレベーターへ向かう。
エミリ「(小声で)早く! 」
ポリン「レオーール。いるんでしょ。返事してよ」
レオールがエレベーターに入るころにはポリンが角を曲がり、登場する。
レオールを見るやいなや、しかめっ面に急ぎ足でエレベーターに向かう。
ポリン「レオール!その子だれよ!待ちなさい」
レオール、閉ボタンを連打して
レオール「後でちゃんと説明するから! 」
ポリン「今聞きたいの! 」
レオール「いまはちょっ―」
エレベーターの扉が閉まる。
ポリン、エレベーターの前にくると、黙ったままエレベーターのボタンを押す。
エレベーターの階数表示を眺めた後、座り込み静かに泣いてしまう。
Mr.クランプ、近寄り、優しく肩に手を添える。
~続く~
うわああああん。書いてて寂しくなった(´;ω;`)
頑張れポリン。
って生かすも殺すも僕次第なのか。
皆さん!楽しめてましたか?僕はまだまだ初心者なので(言い訳)ちょっと不可解なところがあったら、ぜひ言ってください!
お話はまだまだ続くったら続く。。。
それと、いつもコメントありがとうございます!コメントもらうたびに感動してます。
コメント!ゲットだぜ!
初代ポケモンのアニメにハマってます。